212戸の大型複合物件 特定・高優賃・サ高住など一体化

 東急不動産ホールディングスグループ(東京都港区)は、横浜市が推進する「環境未来都市 横浜」事業の一環として介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの複合型施設「クレールレジデンス横浜十日市場」(横浜市)を4月1日、開所した。

 

 

クレールレジデンス横浜十日市場

 地上9階建てで、2~4階は介護付有料老人ホーム(90戸)、3~4階は高齢者向け優良賃貸住宅(32戸)、5~9階はサービス付き高齢者向け住宅(90戸)。2階にデイサービス、訪問介護、訪問看護事業所を、1階に認可保育所を併設している。

 


 介護付有老のフロアには、英国のスターリング大学認知症サービス開発センターと提携し、認知症にやさしいデザインを取り入れている。すべての手すりの色を同じ色にして認識しやすくする、共有部分ではひし形のテーブルを取り入れて目の前の人の視線が気にならないようあえて向かい合わせにならないデザインを採用する、などといった工夫がなされている。

 


 職員確保にも工夫が。職員用の休憩・会議スペースを広くとり、職員がゆったりとくつろぐことができる。運営スタッフも設計に参加し、意見を取り入れた作りとなっている。職員募集の際、見学に来た応募検討者が、休憩スペースを見た瞬間「ここで働きたい」と言うことも。そのおかげか「立地的に職員が集まらないのでは」という懸念をよそに、見学者のほとんどが職員採用に応募。不足しがちな開所時の人材確保に繋がった。
 「今年9月に隣接する分譲マンションもでき、近隣に横浜市による別の開発事業計画もあり、ますます周辺がにぎやかになる。地域・入居者・職員の全てに愛される施設になれば」(シニアライフ事業部事業企画グループ奥村佳明課長補佐)

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